▼ 住宅ローンを組む!
保証料ってなぁに?
住宅ローンを利用する際、「保証料」というものを払います。この保証料とはいったいなんでしょう??
例えば銀行で住宅ローンを組む場合、銀行側は万が一、ローン利用者が支払いできなくなった場合のために、
利用者の「信用」を誰かに保証してもらうのです。
昔はローンを組む際「連帯保証人」と言う、利用者がいざ返済不可能になったとき、返済(保証)をしてくれる人を用意しなくてはなりませんでした。
そして、最近はそれを「保証会社」と言うところに保証してもらうのです。
ローン利用者の支払いが滞ると、ローン返済する義務は保証会社が負い代位弁済という形で残金を支払います。
もちろん、ローン利用者の債務が消えたわけではなく、債権が銀行からその保証会社へと移った形になります。
その為、その後、肩代わりした分の取立てはその保証会社が行います。
このように、銀行は融資したお金を確実に返済してもらう為に「保証会社の保証を受けられる人」にしかお金を貸してくれません。
その為、ローン利用者は保証料を支払い、保証会社に保証を付けてもらうのです。
保険料は、各金融機関・ローン利用者の借入金額と返済期間によって変わり、保証料の支払い方法は、住宅ローン契約時に一括で先払いする「保証料外枠方式」と、
毎月の金利に上乗せして支払う「保証料内枠方式」があります。
保証料内枠方式は初期費用を抑えることはできますが、総支払額は割高になります。
また、保証制度を採用していない金融機関では、「保証料なし」というところもあります。
しかし、返済能力に対する審査基準が厳しかったり、手数料が高かったりする場合もあり、
一概に保証料がないほうがお得!とは言えません。