▼ 住宅ローンの金利
住宅ローンの返済方式
住宅ローンで悩むの種になるのは「金利」ですね。
まず知っておきたいのは、住宅ローンの返済の金利の計算方法です。住宅ローンの返済方法には「元利均等方式」と「元金均等方式」があります。
元利均等方式は元金部分と利息部分を併せて、毎回同じ金額を返済する方法のことです。
支払内訳は借入残高に対する利息の額に応じ、元金の充当額が変わる、返済方式です。その為、支払い当初は金利の支払いがほとんどで、元金がなかなか減りません。
しかし、毎回の返済額が同じなので、返済計画は立てやすいようです。
高額ローンで多く見られ、多くの住宅ローンはこのタイプです。
金利の計算は、借入残金に対して行われるので、元金がなかなか減らないこのタイプは、変動金利型でローンを組んでいた場合、金利の変動上昇による影響も大きく受けます。返済額が変わらないのでわかりづらいですが、総支払額では大きく変わってきます。
元金均等方式とは元金部分を返済回数で均等に割り、それに利息を合わせて返済してゆきます。そのため返済額は毎回変わります。この方式は、元金は、支払いの回数ごとに確実に減っていくので、総支払額で元利均等方式に比べ、元金均等方式の方が金利負担が軽くなります。
しかし、ローンの支払い始めしばらくは、月々の負担も大きく厳しいものになるでしょう。しかし、元金は着実に減っていくので、金利の変動上昇による影響も元利均等方式より、軽く済みます。なかなかありませんが、探すとこのタイプで住宅ローンを組めるところも少なくありません。