▼ 住宅ローンの金利
変動金利型住宅ローン
変動金利型住宅ローンは、一定期間(半年)毎に設定金利の見直しが行われる住宅ローンです。
毎月の返済額についても、一定期間ごとに見直されます。
この変動金利型住宅ローンは、金利変動のリスクが付きまとい、返済計画も立てにくく、金利上昇の予想される時代にはあまり向きません。
変動金利型住宅ローンが向いているのは、現在金利が高く、今後、金利の低下が見込めるときに適しています。変動金利の場合、そのときその時で金利が見直されるので、金利が下がっていく場合は、無駄な利息を払わないで済みます。
現在のように、これから金利上昇がささやかれる低金利の時代には固定金利が選ばれます。実際、最近ローンを組む人の6割以上は、固定金利を選ぶようです。
しかし、少しでも高い金利で少しでも高額を、少しでも長く借りてもらいたい金融機関は、
各社商品は変動金利の借入れ当初の金利設定を低くするなど、変動を組んでもらえるよう工夫されています。こういう商品でも、金利が上昇してきた場合、固定金利への切り替えも可能なので、固定金利への切り替え時期を見計らうことで、得なサービスをうまく利用するのもいいでしょう。
固定金利選択不可の変動金利型住宅ローン
変動金利型住宅ローンにも、固定金利選択ができないものがあります。
固定金利への切り替えができないということは、金利上昇リスクをが完済まで付きまとうことになります。
金利の上昇が予想される今の時代にはお勧めできません。
しかし、現在は低金利で金利優遇などもあるので、100損をするとは言い切れません。まだしばらくは金利が上昇しないと考える方にはお勧めです。