住宅ローンに年齢制限はありますか？
あります。金融機関や商品の種類にもよりますが、一般的に２０歳〜６５歳の方で
あれば大丈夫です。
住宅ローンの年齢制限というのは、まず、ローンの完済時の年齢制限により、ローンを組む際の年齢が制限されると考えましょう。
住宅ローンには「70歳で完済」などの条件があり、例えば高齢でも、定期収入があったり、高収入などで、融資条件を満たすだけの返済が可能であれば融資に問題はないのです。
しかし、やはり高齢で返済期間が長期に及ぶ場合は、ライフプランが立てやすい収入の安定している若い方の方に比べ、融資審査には多少不利だと思われます。
住宅購入の適齢期が30代くらいであるのは、働き盛りの年代で、定年までに完済できる計画が立てやすいからでしょう。もちろん金融機関の融資も、確実に回収できる貸付が一番良いに決まっているので、こういった人たちは比較的審査もスムーズに通ります。
だからと言って、住宅ローンを組むのが特に30代じゃないといけないわけではないですし、高齢になっても、定期収入を見込めるのであれば、ほぼ問題はないでしょう。
さらに、フラット35にも、親子リレーなどがあるように、高齢でも、子供にローンを引き継ぐ形で住宅ローンが組めるシステムもあります。
こういった住宅ローンは、三世代の世帯や、二世帯住宅など、親子同居の家を立てたり、購入を検討している人にはとても便利でしょう。
年齢が理由で不安であれば、一度、専門家か、金融機関窓口でいい金融商品がないか聞いてみましょう。
